
この「MG」の効果には次のものがあります。
・企業で働く人は、全員少なくとも「企業とは何か」が分かることが必要である。
・簿記会計の勉強は、従来の何だかわからない仕訳中心の学び方ではなく、自分自身でゲームをやって、その全過程の取引を逐一記録し、それを決算することの方がはるかに面白いし、簿記会計を短期間に習得できる。
・「MG」をすることで、企業発展の要締がつかめる教育になる。
この「MG」は、アタマでなくカラダで学ぶため、反復により強烈に身に付きます。
25期:経理がわかる
50期:経営がわかる
75期:戦略がわかる
100期:人間が変わる
(参考:西順一郎「人事屋が書いた経理の本2」ソーテック社)
【参加者の感想より】
■(1)商品が売れなければ始まらない。(2)自己投資が重要 (3)運もある。この3点を実感しました。
■理論については皆無の状況でMGに参加させていただき、まさしく「行入」の必要性を感じました。楽しみの中に創意工夫、そして戦略性をもつところに意義深さを感じました。
■最初のうちは訳がわからず、とりあえず商品を売ることばかりを考えたが、ゲームを進めていくうちに安値で売っていては会社経営が成り立たないことが見えてきた。それで自分なりに単価をどうしたらいいか、どのタイミングで売るのか、どのように仕事を進めていかなくてはならないか、などを考えるようになった。このゲームを繰り返していくうちに、もっと原価や経費、売値などを常に考えることが出来るのではないかと思う。
■勝者、敗者が出るというゲームではなく、共生することもできる世界だということに気がつくと、また違った戦略を考えたりして奥の深さを感じました。MGでのことを、今ある私の立場で理解する作業をし、今後の仕事、さらには日常の生活の中でも役立てていければと思っています。